ママちゃんは最強漬け。

子どもの発達特性や不登校などの課題に寄り添うママの備忘録

お掃除ロボットに目玉シールをつけた時のメリットデメリット

雑種犬なら飼ったことある、二児の母です。

 

都会の狭いマンション暮らしですが、4人も一緒に暮らしているとあっという間に床が汚れてくるものです。ほこりや髪の毛をとるには乾拭き、裸足で歩き回った汚れをとるには水拭き。手が回らなくなってきたので遂に、乾拭き・水拭き両方をやれるお掃除ロボット「ブラーバ ジェット」を購入しました。

ご参考までに、こういうの。

iRobot 【アイロボット Braava ブラーバ ジェット 240 床拭きロボット / クリーニングパッド 6枚入り】【並行輸入品】

早速、廊下に置いてスタートボタンを押してみたものの・・・

人生半ば差し掛かってる分際でまさかと思うようなことを言うね。

「怖い」。

電気つけてない廊下で、無言でス~ッとこっちに向かってくるやつ怖い。たとえクリーンなホワイトボディでもダメ。

キャラクター化したらいいのかなと思って、手芸コーナーで売ってた目玉シールを前側に貼っていたら、ついでにむすめ(小1)が「かわいくしたい」と言って折り紙でリボンを作って貼ってきたのがこちらになります。

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ふぉふぉwwwww

かわいい。口も小さいのがみそ。

 

このブラーバはむすめから「キャメロちゃん」というお名前までもらいました(キャメロ・・・?「MASK」でキャメロン・ディアスにハマった世代でもないのに、何故思いついた・・・??)。

ので、「キャメロちゃん、発・進!!」と言ってから起動ボタンを押しています。

子どもたちにも「今からキャメロちゃんが頑張るから、床のもの片付けて。」と言うと、ただ単に「掃除しろ」というよりも気持ちが乗って片付けてくれる感じ。

 

残念ながら、リボンは外すことにしました。キャメロちゃんが低いテーブルの下に来たとき、リボンが見事に引っかかってお掃除に支障が出たからです。

 

目玉だけでも充分にかわいくなったので、満足して一緒に暮らしています。

しかし、目玉をつけたことによって、逆に「キツイな」と思う場面も生じるとは思いませんでした。

おちょぼ口に見えるところは、水拭きモードのときにタンク内の水を噴出するところなので・・・

 

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うわっ、こいつ、きったねえ!!!!!

お題「我が家のペット」

「とこちゃんはどこ」で読書感想文を書いてみた

昭和生まれの二児の母です。

 

小学生になったむすめが、初めての読書感想文に取り組んでいます。

最近の小学校は公立でも至れり尽くせり。

読書感想文のための「わーくしーと」なるプリントが配布されており、「なぜこのほんをえらんだのですか」といった設問に答えを書き込んでいくと、ほぼ読書感想文の枠組みが出来上がるという素晴らしいスィステムが構築されていた。

うちらの頃は「書け。」だけよ?

丸投げされてたっつーの!

 

ただ、最初の難関は「どの本で書くか」でした。

1年生なだけに課題図書がほぼ絵本なので、「うちにある絵本でもいいのか、だったらなんでもいいのか」とむすめに言われ、そこで押し問答に。

とりあえず「わーくしーと」にある設問が全部埋められるような、ただ単純にたのしくておもろいだけの絵本では「原稿用紙2枚は埋まらない」ぞと。

ダイヤモンドは砕けない」ぞ的にキメました。

 

むすめは課題図書を書店へ見に行くことを拒み続けたので、うちにある中でベストの本を選ぶよう命じたところ、

最終的に「とこちゃんはどこ」で書くと主張してきました。


とこちゃんは どこ (こどものとも絵本) [ 松岡享子 ]

 

これは、むすめが生まれたときよりずっと前、今ではだいぶ大きくなった上の子がよちよちの頃からうちにある絵本です。

それでもまだ好きって凄いなあと思い、そして、これまで長らくうちで色々な楽しみ方をした絵本でもあるなあと感慨深くもありました。

 

よい機会なので、そこんとこを振り返りつつ、ママン目線でもこの本について読書感想文を以下に書いてみることにします。

 

「とこちゃんは、今のうちだけ、どこ」 42歳 ももけい

わたしが子どもの頃はかこさとし先生が乗りに乗っていた時期だったのだろうか、絵本コーナーは彼の作品ばかりで溢れかえっていたような記憶がある。

この絵本もまた、幼いわたし自身が楽しんでいた。偉大なベストセラーである。

こういった「探し系」の絵本は現在、1ジャンルと呼べるほど国内外で様々なものが出ており人気を博している。

「ミッケ!」「ウォーリーを探せ」などの有名シリーズも親子で読んできたが、「とこちゃんはどこ」というただ一冊は、うちの子どもたちにおいて圧倒的に賞味期限が長い。

シリーズ化もされていないこの一冊がそれだけ長く愛されているのは何故だろう、と(とこちゃんと付き合って約40年目にして)時間を作って考えてみた。

 

探し系の絵本は、「目的の人(モノ)を探す要素」と「雑多なモブ(群衆)キャラを見て楽しむ要素」が基本材料である。

「とこちゃんはどこ」は、それだけでは済まない。

まず、とこちゃんが迷い込むすべてのシーンが、小さい子どもにとって身近で、かつ大好きなフィールド(動物園、おまつり、海、デパート)であること。

現実から乖離していない場所。

いきなり新しいフィールドへ連れ出されると、楽しい以前によくわかんないとか怖いかもしれない。

 

小さい子どもは、見知ったところを何度も行く、ぐらいが好きなのだ。

 

読み手の子どもは、とこちゃんを探しながらフィールドをくまなく見回って、あたかもそこを歩き回っているかのようにいろいろなものを目にして疑似体験をする。

ちなみにうちの子どもたちを、小さいころはあまり大きなデパートには連れていかなかった。

デパートでとこちゃんを探すページで「こんなの売ってるんだ~」などと社会勉強をしていた。そんな側面もある。

 

読み手の大人に対しても、憎い演出がある。

場面ごとに、とこちゃんを探してはほんろうされる保護者が入れ替わり、彼らの描写まで収めてある。

これを読んであげる人がおかあさんだとすると、

おかあさんがとこちゃんを探す場面では等身大の人間として共感をし、

おばあちゃんがとこちゃんを探す場面ではおばあちゃんの大変さを思い、

おとうさんがとこちゃんを探したりくたびれ果てる場面では「やっぱりな」と普段の夫のざっくりした育児加減を思い返しつつニヒルに笑う。

 

つまり子どもを育てている大人からすると、見開きごとに微妙に異なる感情が交錯するのである。

 

さらに、かこ先生のラフなタッチでモブ(群衆)が描かれているところもこの本の遊びかたに幅を持たせている。

なにやってんだかよく分からない人物が混ざっていて、流行に応じて「これはぜんらポーズだよね!」などと子どもたちが見つけては喜んだり、小さいモブ集団を見つけては「この一家は屈伸を掟とする一族」などと勝手にストーリーを仕立てて喜んでいたことを思い出す。

水彩風のタッチは目に優しくて馴染みが良く、多くの描き込みを長時間眺めていてもしんどくない。

そういう無意識的な部分は、子どもたちのほうがよく分かっているような印象がある。

 

時代や国をひたすらフラットに突き進むウォーリーに対して、

この本は小学校にあがる前のとこちゃんの行動記録でもあるところが、読み手の大人にも子どもにも長いスパンで響く。

当事者の年齢層の子がいる間は「小さいうちは、そんなこともしちゃうけど」と笑って許して、

いつしか子どもたちがそんな行為からは遠ざかってからも、懐かしく読み返すひとときが出てくる。

まだバザーには出さないで、もうしばらくは保管しておいてほしい。

 

デパートで立派なおようふく一式を揃えてもらってピカピカの一年生になったとこちゃんが背表紙を飾るところで、この絵本は終わる。

おようふくがちゃんとしたら、とこちゃんはもうちょっとちゃんとする(勝手にどっかへ行かない)だろうか、とほんのり我々に思わせておきつつなんにも語られないのも、さっぱりしていて気持ちが良い。

 

ある程度までしっかり見守ったら、本人の育ちに任すしかない。

この見送り感、まさに子育て・・・!!

 

ちなみに、むすめは「とこちゃんはたいへんです」などと書き進めています。

早くもお姉さんになりました。

 

お題「読書感想文」

あなたがまだ少年のうちに

「カラオケならお任せください」と言い放ったくせにPTA関連新年会当日にまさかの風邪で喉ガラガラ、二児の母です。

 

内面的にはだいぶ幼い息子が、いよいよ中学受験日を迎えます。

6年生になる直前に急にそういう希望を言い出したので、今年度は幼いむすめの「ヒマッ!!!!!」攻撃に付き合いつつ、彼の家庭学習プランに尽力することとなりました。

 

そのおかげで、気が付けばだいぶ彼といろいろな問答をしてきた一年でした。

彼は「勉強が難しくてヤダ」 という問題(気持ちの荒れ)を哲学的・宗教的・グローバルな方向にもっていって壮大な悩みに転換するパターンが多いので、
「そこはもうちょっとこう、自分のすべてを、念仏的な便利ツールで許していーんじゃないの?」

など、みうらじゅん氏の著作を一時期アホみたいに読み漁った経験を思いがけなく活かして、ずうっとフォローしていました。ほんと、人生に無駄なことなどないんスね。

 

息子、あとちょっとでわたしの背を超えそう。

しかも、なんでか半年前ぐらいからパパと一緒に筋トレをするのが趣味になってしまい、お風呂上りにパジャマを探しにパンツいっちょうでリビングにやってきたりすると、「うわっ、足がアンバランスに太くなってる」。

そして、遂に靴のサイズは。宅配便を急いで受け取りにいくときに、素足で彼の子どもスニーカーを履くと、余裕で入ってしまう。

 

だいぶ手はかかるけど、彼が少年(子どもの男の子)の姿でいるのは、あとわずかなのかもしれない。

そう思うと、現在進行形でたいへんだったけれど、小学生のうちの今がなんだかとてつもなく貴重なひとときのように感じられて・・・。

 

(愛と恋の違いって何だろう?)

 

彼は思ったことを口に出せないし、人に気さくに話しかけられないし、新しいところに突っ込んでいかないし、顔パパ似だし、理数系だしチンコついてる。

わたしと似たところが無いひとなんだな。と寂しく諦めていました。

しかし

電話をかけてきたおばーちゃんや家族に指摘されて気づいたのですが。

わたしと彼の声、いま、そっくりなの。

 

「わたしが言うのと同じことを、続けて言ってみて」

という遊びを息子とやっていると楽しいです。

 

(当然のように、彼に対しては母性「愛」を持っているんだと思うけど)

(とある短い時期にしかできなくて、その時期をいとおしむのが恋だとしたら)

 

彼がどこかの中学校に行って声変わりしちゃうまでの今の彼を、わたしがいとしく思う気持ちって、どこまでもそれに近いのかもしれない。

 

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今週のお題「恋バナ」

予約要らず、まったりハロウィン♪@横浜イングリッシュガーデン

寄せては返す波のごとくPTA業務が終わらない、しかし子どもの気持ちにも向かい合わんとなあ、2児の母です。

 

むすめはうんと小さいうちからハロウィンの仮装イベントを気に入ってしまったので、今年も何かしらのハロウィンイベントに参加させてあげないと。

横浜駅界隈を出歩くことがよくあるので、ハロウィンイベントを10/28(金)になってからいろいろ調べてみたら、

「イベントは明日以降の週末にやるけど、予約受付はとっくに終了」

「ちょっと遠いけど、すごいよ」

というイベントばかりでした・・・( ;∀;)

 

しかし、キッズウォークやスタンプラリーみたいにがんばって予約したり練り歩いたりしなくても、ハロウィン気分をマイペースでおだやかに満喫できるスポットが見つかりました。

www.y-eg.jp

 

入場料はありますが、園全体のハロウィン装飾(フォトスポットと、ハロウィンカラーの植栽!)に、どえらい力が入っています。そして何より、美しい。

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誰得!???って思っちゃうほど、ちゃんとガイコツとか居てます。

 

\ヒャッハー!!!!/

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お墓演出まで・・・

倒れた墓石の上に大きな蜘蛛がいるとか、きちんと凝ってるよねえ。(安心してください、周囲はバラの花盛りです)

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バラが咲く時期には特に、ロリータ系ファッションや撮影モデル系&スタッフのかたが来園されているのをお見かけしていますが、特にハロウィンシーズンには仮装入場が歓迎されています。

今日はうちの小さい魔女のほかに、妖精のかっこうをしてきたお子さんを連れているかたも見かけられました(#^^#)

しかも、大人向けには入園門のところでちょっとした仮装グッズを貸し出しており、仮装してくるのが恥ずかしい付き添いの大人も大丈夫。

それっぽい恰好で記念撮影ができます。

 

何より驚くべきことに、

このガーデン、バラの1番花が咲く5月頃には早朝からツアーバスが押し寄せて滅茶苦茶混むんですが、この時期は2番花が咲いているというのに休日もけっこう空いている・・・!!!!!

カメラを持ってきている来園者が殆どなのですが、他のどなたかの撮影の邪魔にもさほどならず、マイペースで園内を巡ることができました。

 

ガーデン・ハロウィンのいいところは、ハロウィンらしさを満喫しつつ、やはり秋の花々を愛でたり写真を撮ったりという楽しみを散策の中で持てることです。

アンティークな色合いのバラも多いので、秋の雰囲気が盛り上がります。

すすきや変わり種のコスモスなど、秋らしい草花とのコントラストも憎い演出です。

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うちの小さい魔女も喜んで、あちこちで立ち止まってはおふるのデジカメで花の写真を撮っておりました。(それを撮り続けるわたし)

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そういえば入場時、子ども連れ限定なのかわからないのですが、小さなお菓子をいただきました。

さらにこのガーデン、モデルハウス街の一角にありますので、

そこを仮装した子どもと一緒に行き帰り通っていると、モデルハウスの店頭に立つ社員さんたちはそこんとこ良く分かってくださっていて、本来おそらく来館者プレゼントであるお菓子をおすそ分けしてくださったりするんです・・・!(空いてるからね)

「よその人からトリックオアトリートしてもらう」ハロウィンのタスクも、これで無事完遂!(あくまでご好意ですからね)

 

今年、デパートや駅前といった繁華街でのハロウィンイベントには参加できなかったけど、子どもは充分に満足してくれたみたい。よかった。

 

なお、当ガーデンでは今年は10/31いっぱいまでハロウィン装飾をやっているそうです。

仮装の用意までは頑張った、他にはもうなんにも手続きしたくない!というぐでぐでハロウィンピーポーは、、嫁を質に入れてでも行かなアカンで(©キン肉マン)。

 

お題「ハロウィン」

ゲリュオネス(ギリシア神話怪物)の正体を看破す

ギリシア神話といえばペガサス幻想、二児の母です。

 

ギリシア神話集を読みふけっていた息子(小学校高学年)が首をかしげていました。

 

「これに出てくるゲリュオネスっていう怪物って・・・一体どういうこと?

頭が3つ、胴体が3つ、腕と足が6本。」

 

う~~~ん・・・・

 

 

最近観たコレじゃね?

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【創作昔話】ガチガチ山

(ある晩の実話)

 

むすめ「マ~マ~~、かちかち山のお話してよぉ~~」

あうー。めんどくせー。

えー。では。

ガチガチ山の話をします。これは、うさぎとたぬきがガチのガチでたたかうおはなしです。

 

ガチのガチで戦いますので、うさぎはまずけんすいを100回やりました。すると、腕がムッキムキになりました。

次に腹筋を100回やると、お腹がムッキムキになってきんにくが6つに割れて、虫みたいなおなかになりました。

 

え~と・・・足はまだフワッフワでかわいいままだなぁ。どうしたらいいかな?

むすめ「スクワットしたら。」

そこでうさぎはスクワットを100回やりましたので、無事に足もムッキムキになり、超人みたいな身体になりました。

 

小学生の息子「顔は鍛えないの?」

・・・なんで、顔鍛えんねん。ああ、頭突きとかで攻撃できるようになってほしいわけね。それは顔じゃなくて、頭の骨の固いところだから。

そこでうさぎが石屋さんへ行きますと、石屋さんは「ちょうどおでこに当てるぐらいの、いい石あるよ」といって、大きな丸い石をくれたので、

うさぎは石に向かって100回頭突きをしました。

 

しかし、頭突きはきんにくじゃなくてほねを当てるだけですから、たくさんやってもムッキムキにはならずたんこぶがいっぱいできてしまいましたので、

うさぎは頭突きをやめて、その石でたくあんを漬けることにしました。

 

むすめ「しっぽは鍛えないの?」

 

しっぽは・・・小さくて丸くてフワッフワですが、これを鍛えようとうさぎは頑張って、仰向けになり「しっぽ立て伏せ」をしました。

なにぶん小さなしっぽを、ぴんとさせたり脱力させたりしますので、微妙~~に身体が上下します。

 

こうしてしっぽも地味にムッキムキになったところで、うさぎはたぬきのいるほらあなまで出向き

「やぁ~やぁ~~我こそは!」

と、"水曜どうでしょう スイーツ早食い対決列島" のものまねをしながらたぬきに戦いを申し込みました。

 

たぬきは、うさぎとまったく同じトレーニングをしておりましたのでムッキムキになって出てまいりましたので、お互いを見た瞬間に

 

「きもっ。」 「こわっ。」

 

と同時に言い合いました。

 

「何ソレ・・・。森の動物ちゃうやん。」

「もうイヤだわなんか。引いた~~。帰る。」

 

と言い合って、たぬきはほらあなへ戻り、うさぎは自分のおうちに戻りました。

 

すると、たくあんがいい具合に漬かりあがっていましたので、うさぎは白いほっかほかのごはんにたくあんをちょっと切って乗せて食べました。

うさぎは、美味しくできましたのでたくあんを、おじいさんおばあさんにおすそ分けに行きました。

「これ~~。頭突きの石を使ったらよくできましたんで~~。」

 

「うわっ。」「きもっ。」

おじいさんとおばあさんもうさぎのムッキムキ具合に引きましたが、頂いたたくあんをごはんに乗せて、のりでちょっと巻きながら食べました。おいしいなめこのお味噌汁もつけました。

 

「おじいさんや、ごはんとお味噌汁だけでは物足りませんねえ。」

「そうじゃな~ばあさん、ちょっくらたぬき汁でも用意しよか」

 

おじいさんは機関銃をかつぎ、おばあさんはバズーカ砲を肩へ乗せて、たぬきの住むほらあなへ出向き、一斉放射しました。

(爆音に次ぐ爆音)

 

ほらあなは煙と共にこっぱみじんになりました。

が!黒く激しい煙の中でゆらめく影がひとつ・・・

鍛えたたぬきは死んではいなかったのです。

 

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たぬき「じじいばばあ!喰らえ、俺の百裂肉球~~~~オラオラオラオラ!!!!!!」

老人2名「はうあ!!!!!!!!」

 

おじいさんおばあさんは、胸に北斗七星の傷を受けて倒れました。

うさぎは、「・・・ま、自業自得だよネ。」と言って、おうちに帰りました。

おしまい。

 

 

むすめ

「かちかち山のお話して~~~~!!!!!!!!!!」

 

それいけ!アンパンマンには何年分のネタがあるか。

プリンセスとかプリキュアとかプリパラとか、とにかくプリがつく番組にハマったむすめが久しぶりに目に優しい「それいけ!アンパンマン」をテレビで観はじめたので、

7年前に表題の件を調べたことを唐突に思い出しました。以下に改定を加えつつ解説します。

 

この番組はほぼ毎回、「○○ちゃんと△△くん」というタイトルでお話が作られます。
そして現在、「アンパンマン大図鑑」最新版では2200人程のキャラクターが紹介されているとのことです(誰もちゃんと数えてない)。

とりあえずこの状況ですと、いったい何話作れるものなのか、と。

数学的には「順列」の考え方が当てはまります。

順列の公式 参照元
http://yosshy.sansu.org/P&C.htm

わたしの辞書に数学という言葉はないのでおともだちにこの公式を噛み砕いてもらったところ、

2200×2199 ÷2 = 2418900 
(上のタイトル例でいうと、「○○ちゃんと△△くん」「△△くんと○○ちゃん」は2つのお話ではなく1つとしてカウントしたいので、2で割る)

という結果になります。つまり 2418900話 作れます。

 

え?

2418900て・・・1円をコツコツここまで集めるのすら無理な数値ですけど。

 

この番組の基本構成をもとに、だいたい 

  • 1週で2話放送される 
  • 1年は52週間だが、年末年始などで放送のない週があることを考えて年間50週の放送 

ということにしますと

2418900÷2 =1209450 週分のお話
つまり
1209450÷50=24189 年分のお話 

が、「アンパンマン大図鑑」に掲載のキャラだけでも作れる、ということになります。

・・・24189年後て。

その頃 地球がいったいどうなっているか、全くもって想像つかない。

アンパンマン、たぶんやってない。「〇万年前」って、マンモスが居なかったっけ?

 

としたら、24189年後は未来のマンモスが遺跡のデータベースから視聴する感じか、

 

引くわぁ・・・!!!!!!

 

そういえば7年前は「キャラクター2000(人)」という本が最新版でしたし、毎年作られるクオリティの高い映画版の甲斐もあって、新キャラはどしどし増えています。(当時の計算だとネタは399.8年分)

 

もしも外部に別の宇宙が存在するのなら、地球という小さな星のメモリーとしてこの番組のアーカイブ化をお勧めします。

(2017.8.14 お盆休みで超暇のとき改訂)

アンパンマン大図鑑―公式キャラクターブック

アンパンマン大図鑑―公式キャラクターブック